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西木戸

神埼宿の西の入り口。 まちの交流拠点「神埼宿場茶屋」 として、多くの人で 賑わっています。

神埼宿の西の入り口   「西木戸口」

長崎へ向かう時は、ここから左に折れ挽木町(ひきぎちょう)に入り、城原川を西岸に渡りました。

江戸時代は木戸番人が、朝6時に木戸を開け、夜10に閉じていました。殿様が宿泊や休憩する「本陣」や「脇本陣」があった重要な宿ならではの構えで、吉田松陰は「西遊日記(さいゆうにっき)」に「並々ならぬ構えぶりであった」と記しています。

神埼宿の木戸口は門扉志岐ではなく、戸板を上に引っぱりあげて下をくぐって出入りしました。東口ともども同じように堅固な木戸口で、並々ならぬ構えぶりでした。