幸せ運ぶ櫛田宮
それはそれは大昔のおはなし。荒ぶる神々がいたこの土地では、災わいが続き、多くの住人が苦しんでいたといいます。そんな中、景行天皇が訪れ、神を祀りなごめたことから神の幸をうける平和郷となったのです。このことから「神の幸」が「かむさち」となって、これが後の「神埼」の語源になったとされています。これだけ深い歴史をもっているのは佐賀県内でも珍しいことなんです!
櫛田宮のご神体は「櫛田三神」の須佐之男命、櫛稲田姫命、日本武命。農業の神であった櫛稲田姫命は、須佐之男命と夫婦になり、三輪明神(大国主命)をお生みになられました。よって万病を癒す方薬やまじない法を定め、災難を払い、もろもろの生業の繁栄をはからせるとして薬師如来と同一体であると仰がれました。御祭神の御神徳は、厄はらい、家内安全、さらに安産、子育て、縁結びの神とも仰がれています。訪れる人すべてをハッピーな気持ちにさせてくれる櫛田宮。今では地元の人たちがハッピーの恩返しにと、毎年2月に開かれる節分祭に合わせて参道入り口に手作りの巨大お多福面を設置し、さらに大きな幸せを運んでくれています。そんな櫛田宮に大切な人を連れて行ってみませんか?
肥前鳥居
すべて三本継の肥前鳥居。 400年もの間、一度も壊れたことがないそう!
琴の池
約300坪ある琴の池。島の形はなんと楽器の琵琶のよう!
琴の楠
景行天皇が櫛田宮に埋めた琴が化して楠となったという伝説が…。また息を止めて大楠の周りを7回半まわると、願いがかなうとか!ぜひチャレンジしてね!!
桜馬場
毎年櫛田宮を桜で彩ります。
神埼節分祭
毎年2月に開かれる節分祭に合わせて参道入り口に手作りの巨大お多福面を設置。5mの美人お多福の口の中を通って幸せをめいっぱい吸い込んで!
- 住所
神埼市神埼町神埼419-1